top of page
執筆者の写真Noriko Hirashima

ピアノの音を聞くを聴くに変える(七尾市)

更新日:2019年7月3日



自分がピアノを演奏してる音は、聴こえていますか…?

レッスンの時よく 「音を聴いて…?」 と言いますが、果たして本当の意味で聴いているのでしょうか?


自分の音を聴く


ピアノの演奏では、自分の音を聴く事が重要です。


最近では、ユーチューブ等で色んな演奏が見れるので、いい演奏だと思う人の演奏を何となくまねて、自分の音を聞こえてきてるけど、聴いてないなあ・・・?と感じることがよくあります。


そんな時は、耳をよく開けて音を聴いてみて・・・?と問いかけます。


最初は、何が変なのか?解らない事でも、聞くが聴くに変わり、

「あっ、あの音が大きすぎた」「音が重かった」・・・等

自分で自分の悪い箇所に気がつく事が出来ました。

結果、自分が気づく事で、直すことが出来るのです。


私がここがこうだから、こうしよう!と言ってしまうとレッスンの時は、直せるのですが、次のレッスンでまた、逆戻りしてしまう事も多く、なぜなんだろう?・・・あんなにレッスンでやったのに・・・?と疑問でしたが、家での練習の時、練習の仕方がわからないままだったからです。


音は脳で聴く


音を脳まで運ぶ道を日々のレッスンで、通りやすくすることで、学校での授業や人の話を集中して聴けるようになるのでは、ないのでしょうか?

とは言っても中々、人の話を最後まで聞けない私・・・(笑)

少しづつですが、意識することと日々の積み重ねですね。



5つのきく


きくには、5つのきくがあります。


聞く・聴く・訊く・利く・効く


聞く・・・聞こえてる

聴く・・・自分で意識して音を聴く

訊く・・・自分が興味あることなど訊く(自分の都合で訊く)


利く・・・気づく利き方

効く・・・効き目のある。 きずいて動き出す。


上の3つは、自分軸で自分本位で下の2つは、相手軸です。


音として聞くことはできていても、聴くまでとどいていないことが多いです。

私は意思を持って聴いてもらいたいのでよく質問をします。


聴くことが自発性をもたせ、音楽だけではなく、勉強にも活きてきます。


ピアノでももちろんそうです。


家で練習してきても、こだわりをもって聴いて練習してくると大きな成長をしてきます。

そのような練習ができるように、教室でのレッスンも聴くを促すことを心がけています。


聴ける環境を整えることも大切ですし、周りのサポートも大切です。


ぜひ聴くにこだわってみてください。



閲覧数:571回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page